仏壇や、仏具は、ふだんあまり考えることもないまま、必要にせまられたときになってやっと購入することの多いものです。しかし一度買ったら、ほとんど買い換えることもない大きな買い物ですので、のちのち後悔しないようなものを選びたいものです。
最近は、マンション住まいのかたがたを中心に人気のある、洋間に合うような、モダンでおしゃれな仏壇も多く売られていて、目にする機会も多いことでしょう。しかし静岡では、まだまだ伝統的なタイプのものが根強い人気を誇っているようです。
お客さんがこられたとき、お線香をあげてくださるということも、たびたびありますね。そのようなとき、あまり奇抜なタイプのものであるとびっくりされてしまいます。そのようなことも考慮しつつ、その家庭に適したものを選ぶ必要があります。

最低限そろえたいもの

たいてい仏壇とセットで購入される仏具は、仏様やご先祖様をうやまい、お花や、ろうそく、お線香などのお供えものをささげて礼拝するときに使用する道具類です。それにお水や、ご飯、くだものをお供えすることもあります。
メインのお供えものである、お花・ろうそく・お線香の3つに使用する、花立と灯立、香炉は三具足(みつぐそく)と呼ばれています。お花は、香りで邪気をはらい場を清めるため、ろうそく(燈明)は、闇を照らす仏さまの智恵を意味し、お線香は感覚を研ぎ澄まし儀式に欠かせないものです。最低限この3つはそろえておきたいものです。
これらの飾り方は流派によって決まっています。仏様から見て左の位置に灯立を置き、右側に花立、中央には香炉を置くのは一般的ですが、静岡でもお寺の流派はさまざまあり、すこしずつ違う場合があるので確認しましょう。

どこで購入するかも大事

花立、灯立、香炉以外にも、代表的な仏具といえば、仏壇に手を合わせるとき、チーンとならす器型の鐘でしょう。一般的には「おりん」といわれていますが、宗派によって呼び名が違うそうです。仏様を呼ぶときの呼び鈴の意味であるとか、澄んだ鐘の音で場を清めるといった意味があります。これもまた、用意しておくとよいでしょう。
静岡にお住まいの場合、仏壇やそれにかかわる一式を購入するとき、どこで購入するか迷うことでしょう。地元の仏壇・用品店であれば、実物を見てひとつひとつ手に取り、じっくりと検討することができます。
一方、インターネットを使った通販をおこなっている店も増えています。実物は見られませんが、多くの種類の仏壇・用品を比較して、個性的なものを見つけることも出来るのが良い点です。それぞれの家庭にあった満足できるものを選びましょう。